株式会社 ビーエヌジー

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株式会社 ビーエヌジー

代表取締役社長 塩野 昇

  • 1976年 設立

特長

ラ・ナチュール 日野店

明るいビビットカラーのAPEX店内

オリジナルアロマシャンプーで癒しのひと時

カット講習会を弊社単独で開催

設立 1976年
会社名 株式会社 ビーエヌジー
代表者名 代表取締役社長 塩野 昇
所在地 〒186-0002 東京都国立市東1-4-10 ホワイトパレスビル2F
電話番号 042-574-1198
店舗数 7店舗
企業URL http://www.bng-hair.com/
展開ブランド
  • ・APEX
  • ・Hair Magic
  • ・Nuaf
  • ・ヘア&エステびくうかん
  • ・ジャンクロードビギン
  • ・ラ・ナチュール

― 若い世代に対して思うことは何ですか?また、求めることは何ですか?

美的感覚に関しては敏感なのでしょうけれど、一つのことを続けるということに関しては弱いところですかね。
だから一つのことを貫くということをしてもらいたいです。
貫く上でのポイントは、それが「好き」だということでしょうね。好きなものは時間など関係なくやりますし、あっと言う間に時間も過ぎちゃいますよね。

― どんな人と働きたいですか?

一言で言うと、「素直」な人。素直な人の方が早く覚えられますし、そのままスッと入ってくるわけだから1番だと思います。
素直でない方は自分を正当化したい、だから素直になれないというところでしょうね。明らかに間違っていることを、なんだかんだと理由をつけて、自分は間違っていないと人のせいにしてしまう。そういう弱さです。
この子は素直になったらもっと伸びるのに、という子がいるわけです。

そういう時は個別に話しますよ。もったいないなと思うこと、たくさんありますので一対一でじっくり話すとわかってくれるんです。

私はその子のことを分かってるんだ、良いところも悪いところ分かってるんだ、でも先に進めないのは、こういう素直さがないからだよ。

そんなことを個別に話すと、だいたい理解してくれます。しかし現場に立つと、また習慣だから、やってしまうんですよね。だからそのことを自分自身で意識して直さないと。自分自身で変えるしかないですから。そこには反省が必要なんです。今日はどうだったか、ちゃんと素直になったのか、ってね。そういう反省が大事ですよね。

― 多店舗に踏み切った経緯について教えてください。

30年以上経ちますが、当時はまだまだ美容室も少なかったし、やりやすかったので。

立地条件の良い場所があればねここはやっていけるなと思うわけです。

ここだったら2店舗、3店舗目出してもやってけるなと。そんなノリですよ。近くに良い条件の店舗があれば、他がやるからもしれないから。だったらうちでやっちゃおうか、みたいな。そんなノリです。
うまく軌道に乗ったのは、1店舗目あるいは2店舗目に付いてたお客様が、支えてくれたからです。基盤を作ったわけですよ。長くずっと来てくれてるということが、1店舗目の安定にも繋がったし、次やっても大丈夫かなと。

1番初めに出したお店も、まだありますけど一番安定しています。お店とともに歩んできた、同じ時間を過ごしてきたお客様が多いんです。だから人が辞めても売り上げ的にはほぼ、ガクンと落ちることはなくほぼ安定状態。7店のうちで、1番安定しています。お陰様で長い間いらっしゃるお客様は多いんですよ。30何年間通っていただいている方が多いんです。全ては今までお店にご来店頂いたお客様のおかげです。

― 1番嬉しかったこと・辛かったことを教えてください。

私にとってスタッフがお客様の髪を切ったりパーマ掛けたりして、本当に喜んでもらっている姿が一番嬉しいですね。
辛かったことはありません、あんまり。忘れちゃうから、私は。

― 大事にしていることについて教えて下さい。

私が1番大事にしていること、みんなにやって欲しいことがあります。

まず、美容室に来て綺麗になるのは当たり前ですよね。そうではなくて、家に帰ってお客様がシャンプーしますよね、その後にいかに簡単にお客様自身で形が作れるか、これが勝負だと思います。そこが1番大事にしているところです。乾かすだけで、いかに簡単に形ができるか。

 

それともう一つ。自分が作ったヘアスタイルというのは、一つの作品なんです。オリジナルの作品なんですよね。同じスタイルを作ったようで、その人の持ち味が良くも悪くも出ますから。

何気なく作っているスタイルでも、それは一つの作品だから。自分の作った作品が街を歩くんですから、下手な作品作れないですよね。だからみんながそういう感覚で、ヘアスタイル作りができたら、きっと良いものが出来上がってくると思うんです。それが美容師としてのプライドだと思うんです。

知らない人が見て、「素敵な髪だね」と、言われたいですよね。我々は職人ではなくて、一つの芸術を作っている、芸術品を作っていると思わないとダメですよ。そこに誇りを持ってやらないと、つまらないでしょう。仕事が面白くないでしょう。

私は帰るまで髪が心配だから、お客様が座っている状態を見るのと、立っている状態を見るのは、ちょっと目線が違いますよね。だからちょっと微妙にずれたりとか、出てきたりするわけですよ。そこを最後まで、お店を出るまでチェックします。それが自分のポリシーといえば、ポリシーです。

― 最後にひと言メッセージをお願いします。

美容師というのは、他の職業の方に比べて若くいられるということは、間違い無いですね。

健康に関してもそうかもしれない。手を動かす、立ってることは良いことだと思います。考え方も若い人が多いです。ずっと若くいようと思ったら、この職業が多分1番だと思います。
お客様によく言われます、私は化け物だって。

風邪も十数年ひいてませんからね。何があってもくよくよ悩んだりしない方ですしね。悩んで考えても、どうしようもないことってあるわけですよ。そういうときはなるようになるさと。即切り替えれば、基本的に楽ですから。そんな感じで今まで来ましたから、落ち込むことってあんまりないですね。